2月18日(日) 第37回「ゼロから始める英語多読無料体験会」報告

LINEで送る
Pocket

毎月一回行っている英語多読無料体験会。2月は18日に行いました。
小さいお子さんを含め19名もの参加がありました。

写真 2018-03-02 15 22 01

講師は土曜の多読講座を担当し、図書館などでも多読の講演を行っている繁村理事。
まずは繁村さんの自己紹介、英語歴の話から始まりました。
学生時代に英語がほんとうに苦手で、あらゆる学習法を試したという繁村さんは、酒井理事長の提唱する多読と出合った時に「なんてひどい方法だ」と憤慨したそうです。理系ゆえに「文句を言うなら試してみて、いかにひどいかというevidenceを用意しなければ」と思い、3か月だけと思って始めた多読。気づいたらはまっていたということでした。仕事でも英語を使い、多読の良さを実感することになるわけですが、このあたりのことはぜひご本人から聞いてみてほしいと思います。

多読とはもちろんたくさん読むということですが、最近わたしたちはTADOKUと表記し、観ること、聴くことも含め様々な方法で英語を吸収することを指しています。
ではいかに吸収するか。そこに多読三原則が登場します。このことは当サイトにも詳しく掲載していますので、どうぞご覧になってください。

image1後半は実際に絵本を読む、読み聞かせ、英語のアニメを観るという体験をみなさんにしてもらいました。
特に「絵を読む」ことの大切さが強調されました。
登場人物の表情、行動、背景など、絵からいろいろなことが伝わってきます。また、細部に楽しい仕掛けが隠れていたりします。絵本はぜひ隅々まで絵を堪能し、楽しんでください。そうしているうちに、やがて文字だけの本を読むようになった時に頭の中にはっきりとしたイメージが涌くようになるのです。

「同じ本を何度も読んでよいか」「何度か読まないといけないのか」「英英辞典は使用してもよいか」などの質問が参加者のみなさんからありました。
疑問に思ったことを納得いくまで質問され、満足そうに帰っていかれた方もいました。
また、講座の見学をその場で申し込まれた方々もいらっしゃいました。

多読は「方法」をことばで説明されるより、ぜひこうした機会を利用して実際に「体験」してみてください。
そして疑問や不安に思うことは講師やスタッフにご相談ください。
次回は3月25日(日)、「多読祭り」で酒井理事長が講師として体験会を行います。
多読を知りたい、試しにやってみたい、始めてみたけれどうまくいかないなど 多読に興味のあるみなさんのご参加をお待ちしております。お申し込みは こちら

(英語多読講座講師 山谷)