7月14日(金)海老名市立中央図書館で多読体験会

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海老名市立中央図書館では、5月の酒井理事長の講演会を受けて、実際に読む体験会が開催されました。平日の16時と19時からの2回で、定員は15名ずつでした。今回も整理券の配布は早いうちに終了となったとのことで、当日お聞きすると、かなり多くが講演会にも参加された方でした。中には、講演会を会場の外側でたまたま聞いて、興味を持ち体験会に参加したという方も。

この日の体験会では、県内で多読教室を主宰し、学校や塾でも英語を教えている小林裕子さんとその教室の4人の方、そして私(小川)、NPOの繁村理事がボランティアで、参加者のみなさんが多読体験をするサポートをしました。

Oxford Reading Treeが初めての方も、5月の酒井理事長の講演会ですでに読んだことがある方も、じっくり絵を見て考えながら、何冊も読みました。おなじみの「変なもの探し」も、知っている方でもなかなか見つけられなかったりして、なかなか真剣です。

さっそくORTを借り始め、stage9まで全部読んだという人、今までも英語を勉強しているのでstage5から始めてみたけれど、「でもやっぱりstage1から読んだ方がいいのでは?」と気がついたという人など、すでにこの2ヶ月ほど、図書館のORTを利用して多読を始めていた方が何人もいらっしゃいました。それでも、お互いによかった本を紹介するブックトークでは「同じ本を読んだのに、気づかなかった!」という声が聞かれ、新しい発見や、楽しいところを教えあう、多読三本柱の一つ「仲間」の大切さをわかっていただけたのではないでしょうか。夜の回は、小学生以下のお子さんたちも多かったのですが、年代は違っていても気に入るところは共通だったり(Floppy!)世代を超えて本の楽しさを分かち合う楽しい時間になりました。

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参加者のみなさんから、いろいろなご質問をお受けして、これから多読を始めたい、続けたい、という皆さんの意欲が伝わってきました。実際に始めてから迷ったり、もっとたくさんのことを知りたいと思う方のためにNPOの新しいサイト「多読・TADOKUの知りたいことすべて」をご紹介しました。
海老名中央図書館では、地域の皆さんで図書館を利用した多読サークルを作ることができるよう、準備を始めているそうです。この日の体験会で仲間と一緒に多読を続けていきたいと感じた方々が、サークルとして集まって地域での多読を楽しんでくださるといいですね。

(会員/ 小川)