11月26日(土) 各務原 “Happy English♪ ~英語を気楽に使いましょう!~” 報告

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11月26日(土) 各務原中央図書館にて“Happy English♪~英語を気楽に使いましょう!~”をテーマに酒井先生のシャドーイング講座と多読交流会をドッキングしたイベントを行いました。

前半は酒井先生のシャドーイング講座。
開始前から、参加者が続々来場。

先生が多読歴などをお聞きして、参加者とコミュニケーションをとるのはいつもの風景。
13:30、講座開始。「シャドーイングがなぜ必要か?」「なぜ効果があるのか?」というお話を、さまざまなエピソードを交えながら、非常に分かりやすく説明してくださいました。

20161126-01「英語と日本語の音には同じ音はない」「聞いた音を伝えないと通じない」ということが、先生ご自身の楽しい失敗談から、とてもよく分かりました。更にドラマの音声を実際に聞いて、ネィティブの音と我々日本人が分かっていると思っている音がどれだけ別物なのかということを体験し、皆さん納得されていたようです。

そしてティッシュを使った音の実演も、本来の音を実感できる面白い体験でした。
こうした体験を経て、日本人の英語がいかにカタカナ英語に毒されているかを思い知り、いよいよカタカナ英語を洗い流すために劇薬シャドーイングをやってみようという実演編へ。

NPOが用意してくださった劇薬シャドーイングの素材に、皆さん、興味深々で挑戦です。
初めて聞くシンハラ語やアラビア語に果敢に挑戦して先生からほめてもらう人、全くできないと嘆く人まで千差万別。NPOスタッフでシャドーイングの達人katobushiさんの「鼻歌をうたうような感じで」というアドバイスになるほど!とうなづき、再チャレンジする皆さん。時間が短くて、実践時間が少なくて残念との声がたくさんありました。

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そして後半は、各務原多読交流会から生まれた歌のサークル “Happy Singin♪” による歌の時間で始まりました。リーダーのYさんの簡単な歌い方のレクチャーの後、“Please Mr.Postman” と “Shake It Off” を皆で歌いました。

歌の覚え方とシャドーイングは似ていると感じたというYさん。
メンバーのKさんからは、「今まで音程は耳コピしてたけど、歌詞は頑張ってリンキングして歌ってました。
昨日、早速音真似して練習したところ歌えるではありませんか。歌詞見たら歌えなくなります。これが酒井式シャドーイングかと感動しました。」と報告がありました。

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歌によるブレイクタイム後は、交流会。
椅子を丸く並べて、1人ずつ簡単な自己紹介と持参頂いた本の紹介。16:30ぴったりに交流会終了。
決められた時間の中でしたので、pushpushの進行となり、十分話せなかった方には申し訳なかったです。
短い時間でしたが、全員で輪になってお話することで、新しい出会いと交流の輪の広がりを感じることができました。

参加者の皆さんからは、以下のような感想を頂きました。

Iさんより
「シャドーイングのやり方は目からウロコでした。意味がわからなくてもいいんだ!多読雑誌本を借りて読むと、毎回のように載っているので、そのCD で以前やってみたことはあるけれど、文を見てやらないと出来ないし、長い部分は全然覚えて言えないし、ムリムリ~だったのですが、劇薬シャドーイングでビックリ。鼻歌のように楽しくやっちゃうのがいいんですね。ちょっとやってみようと思います」

Tさんより
「大感激のシャドウイング講座を開催して頂きありがとうございました。なかなかこう言った講座は、東海地区では開催されていない為、長らく待ち望んでいました。しかも、酒井先生の直々のご指導に大満足でした。ただ時間が、少なかった為、酒井先生のご指導を全員受ける迄の時間が無かった所が残念でした。またいつかシャドウイング講座等を開催されると非常に嬉しいです。」

Aさんより
「理論編:①実は日本語と英語に同じ音はない→だから英語を話してるつもりなのに会話が通じない。ってとこがスゴく納得。実践編:シャドーイングの導入部で、先生の日本語のお話を同時に真似するとこから入るの分かりやすかった。発声練習のティッシュの実演は最高の説得力でした♪」

などなど驚きと喜びの感想が寄せられました。

今回のシャドーイング講座は、昨年NPOの講座でを見学し、受講生の皆さんが生き生きとシャドーイングされてるのを拝見して、是非東海地方で、先生のシャドーイング講座を行いたいと思ったことがきっかけです。
今回、その夢がかない、大変嬉しく思います。

酒井先生、素晴らしい講座をありがとうございました。
NPOスタッフの大賀さんとKatobushiさん、お世話になりました。
そして、ご参加の皆さま、温かい交流の場を作って頂き、心より感謝します。

(Happy English 実行委員会・NPO多言語多読会員/ナナ)