8月28日(日) 第20回「ゼロからはじめる英語多読無料体験講座」報告

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8月28日(日)13時半より15時半まで、NPO多言語多読事務所にて第20回英語多読無料体験会が開催されました。講師は、英語多読講座を担当の繁村一義講師。
参加者は男性2名、女性5名でした。日本語教師やリライト講座関係の方が多く、小学校3年生の女子もいました。

繁村講師から、自己紹介として、ご自身の英語歴、多読歴の話がありました。
その後、多読とは、英語に慣れるための方法であり、学ぶことでも覚えることでもないこと、多読・多聴で本物の英語に沢山接することの大切さ、そして多読三原則で読むことの必要性の説明がありました。続いて、文字を隠したORT(Oxford Reading Tree)を使って絵を読む体験をしました。

後半では、英語講座受講生の体験談に続いて、ORTを実際に手にとって読む体験を行いました。CDを聞きながら読む場合には、音+絵+文字を同時に見聞きすることになるが、音+絵が大切という説明がありました。

その後、各種素材として、絵本の代表例、アニメの代表例、どこで手に入れるかの紹介がありました。そして、多読の話しのできる仲間作りが大切であること、NPOのHP上に公開している「多読フォーラム」や、ここを中心とした活動などが紹介されました。
最後にアンケート、質疑応答で体験会は終了しました。

小学生の方は、絵を読む体験の際には、一番先に、そして何回も絵の内容を話しました。子供の絵に入って行く速さ、絵をしっかりと見て内容をとらえる力に驚かされました。酒井先生の「をさなごのように」という言葉が頭にひらめいた一瞬でした。

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体験会終了後も、熱心にORTを読んでいる方がいました。そして「フロッピーがどうやってキッパーの家族になったのかが分かった」とうれしそうに、つぶやきました。自分も読んだはずなのに記憶がありません。もう一度、絵をじっくりと楽しんで読んでみようと思いました。

体験会参加の方から、気付きを貰いました。初めてお会いした方々ですが、多読仲間から貰ったという感じです。参加者の皆さん ありがとうございました。
(会員/吉江金三郎)