6月4日(土)本を読む会にアメリカの大学から参加!

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6月4日の本を読む会にアメリカのテキサス・ベイラー大学の学生さんたち9人が参加しました。
現在、日本研修旅行中だそうです。
3月のシアトルでの学会発表で多読を知った先生が引率して体験に来てくださったのです。


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この日は、他にも4人の参加者がいたので、総勢13人の多読クラスになりました。
アメリカ組は主にレベル0と1を読みました。
「寿司」や「着物」といった文化ものを読んで、支援者とおしゃべりしたり、昔話や「良さん」シリーズなどのお話を楽しんでいました。「良さん」はやはり人気でした。CDを使って「聞き読み」も試してほしかったのですが、あまり利用されなかったのがちょっと残念。でも、みんなおもしろかったと言ってくれて一安心。

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参加数回目のSさんは、ひらがなばかりの絵本に挑戦しましたが、どうしても意味がわからないとちょこちょこ辞書を引いていました。だんだん回数が多くなってきたので、「止めたら」と言いましたが、「もうちょっとだから」と最後までしがみついていました。おもしろいわけでもないのに、「とにかく一度読み始めたら最後まで」の人のようです。「辞書を引いても単語は覚えられないですよ」と言っても納得がいかない様子。
「Sさん、多読のクラスでは『まじめ』はだめ。『不まじめ』になってね」というと、ニヤニヤして帰っていました。この先、どう変わるか楽しみです。

他にも成蹊大学の学生、研修生、社会人がそれぞれ本を楽しんでいきました。
続けてくれるといいのですが。
(粟野)