11月19日(木)都立大田桜台高校とJET日本語学校の交流会

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11月19日(木)、英語多読で知られる都立大田桜台高校での「奉仕」の授業で、JET日本語学校の学生さんとの交流会が行われました。

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今年度、「奉仕:日本語多読」クラスの高校生は、日本語学習者用の読みものを紙芝居化する作業をずっとしてきました。それから自分たちのオリジナルの読みもの作りにもいま取りかかっているところです。
この日は、紙芝居を実際に日本語学習者に披露する、自分たちの作った読みものを見せて意見をもらう、また日本語を勉強し始めたばかりの外国の方とうまくコミュニケーションをとるということが課題です。
これまで、ずっと机で作業してきた高校生ですが、この日は、実際に外国の学生が学校に来てくれるというので、5時間目からみんな、そわそわ興奮気味。紙芝居の練習や読みものの仕上げをしながら、到着を待ちました。
6時間目に、はるばる北区から来てくれた22名の学生さんを迎え、17名の高校生はうれしさを隠しきれません。5、6人のグループに分かれると、すぐに自己紹介をして、活発に交流を始めることができました。

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紙芝居はとても熱心に聞いてもらえたようです。質問に答えたり、説明をしながら2回読んだりと各グループ、工夫が見られました。JETの学生さんも日本語学習歴1か月半とは思えないほど、コミュニケーションができます。中に16歳の女子学生がいて、「私もこの学校の学生になりたい!」 また、ちょっと年上の学生は、すぐに「お兄ちゃん!」と呼ばれ、人気者に。
最後に、JETの学生さんたちが用意した連想ゲームを楽しみました。
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双方の代表から今日の集まりについて感謝を述べる挨拶があり、その後、高校生を先頭にみなぞろぞろと校内巡りに出かけました。ガイドツアーにも熱が入ったようで、みんななかなか戻ってきません。
結局、30分以上オーバーして、ようやく帰途につきました。
また、来てもらいたい!と高校生。
今日のこの経験が、高校生の世界を広げるきっかけになってくれればいいなと願っています。
(粟野)