11月5日木曜多読講座(英語)の報告!もう、それぞれの道へ・・・

LINEで送る
Pocket

またまた止めるはずだった報告をします。
止めるはずだったのに、やはりみなさんの変化は記録しておきたくて。

日直のYさんの記録を参考に・・・

1.Shadowing and selecting books (30 minutes)
リズム、間合い、感情移入が良くなってきている
好きな映画やアニメのshadowingに移る時期だ

’Selecting books’ というのは次の週へ向けて借り出す本を選びます。
時折ほかの受講生と情報交換などをしつつ、比較的静かに本棚に向かっています。
その間に一人ずつ、シャドーイングをしてきた人はわたしが聞いて、助言します。
この係も少しずつ受講生のみなさんに渡していこうかと・・・

2.Read aloud (70 minutes)
(1)M-san: Giraffe Can’t Dance
感情をもっと入れると良い。絵と音の調子で内容が判る位に
ページの切替は、もっとゆっくりの方が良い。
(2)y: Maisy’s First Color
(3)FJ-san: Happy Pig Day
セリフの声の使い分けが劇的で良い
息をもっと使うと良い
録音会での日本語絵本の読み聞かせが良い参考になった
英語と日本語の読み聞かせを行き来すると、
良い相乗効果が期待できるかもしれない
If you give a mouse a cookie
絵のめくり、間の取り方が良い
音が良い
この本の日本語訳
FJさんが訳したもの。
とっても気持ち良く聞く事ができた
上の本の日本語訳本(発刊されているもの)
FJさんの翻訳版の方が良いのでは

この本はシリーズ物になっているので、次の本にトライしよう

最後から二番目の一文はわたしの感想です。
出版されている翻訳は有名な翻訳家のものですが、
わたしはFJさんの翻訳の方がずっとよいと思いました。
前回もこの話が出ましたが、翻訳は小説に近い文章で、
原文の英語はそれよりもリズムがあるのです。
FJさんの翻訳はうまい具合に原文に近づいていると思いました。

そして、英語絵本の翻訳はFJさんのプロジェクトになりますね。
ほかにも絵本翻訳プロジェクトに参加する人が出てくるでしょう。
出版されるものもあるかもしれない!
少なくともそれを頭の隅に置いて、次の本にトライ?

(4)Ktb-san:Mr.Happy
話に入り込める。
語り、演技ともに良い。身体にしみついている。
伝わる為には、流れを作ることが大切。
沢山の練習、それが身に着くと、次回からは少ない負担で
できるようになる。これが余裕になっている。場数を踏むこと

Thank you very much for special reading aloud and showing us enjoyable books, Ktb-san.

フォーラムでご存じのように ktbさんはこの日をもってNPOの講座を卒業します。
ktbさんにとって最後の講座は、時間の都合でこの日、木曜日になりました。
そこで木曜日の受講生みなさんがktbさんの読み語りに期待していた・・・

で、なんとそれがktbさんの読み語りの一つの到達点を示していると思われました。
その意味で見事な卒業土産でしたね。上のYさんの評はまったくぴったりです。
もう一つ付け加えるとすれば、ktbさんには読み語りをしながら聞いている人たちの
様子を見る余裕があった! Excellent jot, ktb-san!

3.Discussion of bite-size-writing (20 minutes)
良さんシリーズ「助けて」の2回目。
結論がでない箇所は、日本語のままにしておく。
ORTが参考になる箇所あり

「助けて」は日本語多読読み物のレベル1の挿絵本です。
Project Tadoku の一つになろうとしている段階別読み物の英語化企画です。
日本語を身につけようという人たちに向けて作ったものですが、
それをbitesizeの英語で翻訳して、英語多読のピンク・ラベルや赤ラベル、
オレンジラベルにしようというもの。

Yさんの記録にあるように、英作文ではなく、できるだけその場面にあった英文を
今までに読んだり、聞いたり、観たりした英文を借りてきて翻訳しようというわけです。

そういうわけで、講座内の活動はこれからじわじわっと卒業後へ向けてそれぞれの
方向を目指すことになります。なんとワクワクすること!

最後にわたしの「講師メモ」を初公開!

IMG_0353

字が汚くてもうしわけありません。講座中にメモを取っているので、お許しください。
黄色い付箋はいまわたしの二つの課題--「みなさんの音を壊すこと。もっともっとbitesizeで
話したり書いたりしてもらうこと」です。

そしてみなさんの課題は卒業後の Project TADOKU へ向けて旅立ちの準備をすること・・・
楽しみなことではありませんか!