5月7日と8日 多読講座(英語)の報告! 英語が消えるということ

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連休明けの「話す書く中心クラス」の大きな話題だけを報告します。

「話す書く中心クラス」では、木曜日も金曜日も、卒業について考え始めています。
それについてはすでに何度か報告しました。すでにどちらのクラスもみんなで
それぞれにとって卒業とはどういうことか、卒業後に英語を使って何をしたいか、発表し合いました。

今週はわたしの考える卒業について話しました。これまでかなり長い期間考えてきたことです。
その結論を一言で表すと、「英語が消えること」となります。

聞く・読むことであれば、英語と意識せずに聞く/読む内容が入ってくること、聞き返さなくなること。
話す・書くことでは、英語と意識せずに話し/書く内容が伝わること、聞き返されないこと。

ですね。

これだけでは分かりにくいと思うので付け加えると、
卒業時には英語が transparent になっていること。(これは金曜日のYさんの発言から借りました。)
ことばが意思疎通の邪魔にならないこと。
外国で話したときに、「英語がよくできますね」と言われないこと。
話す時の音や表現が日本人離れしていること--これは誤解されそうなのでさらに付け加えると、
「怪しい東アジア人」になること?

そのためには、話すことでいえば英作文スピーキングから抜け出すこと。
そのためには1音から再出発!でも仕方ないのではないか?
英作文スピーキングなら延々としゃべれるという人も、頭の中で英作文していると意識したら、
日本語に切り替えてしまいましょう。ポンとbitesizeの決まり文句が出てくるところだけを
英語にすることから、再出発!

この方向はわかりにくいと思います。今後の講座報告で少しずつ明らかになることを期します。