いつものように、にぎやかな本選びブックトーク添えからはじまって、
きょうはまず40分間、家でやってきたシャドーイングの成果をを聞かせてもらいながら、
わたしが助言しました。
そのあともいつものように進みましたが、報告は「 芸術絵本のYouTubeお手本Read/Aloud」について一言だけ・・・
「 芸術絵本のYouTubeお手本Read/Aloud」という長い名前の、しかも仮称の、activity は
その名の通り、YouTubeの読み聞かせを手本に読み聞かせを練習してそれを発表します。
もともと Bite-Size Read/Aloud に適した1語から3語くらいの文を使った絵本が少ないので
はじめたのですが、別の利点が見つかりました。(ほかにもいろいろあるんですけどね。)
たとえば今回は Bさんが John Burningham さんの絵本を練習してきて、こんな発見をしました。
この絵本では Mr Gumpy が漕ぐボートに動物たちが「ぼうkも乗せて」と言って、
次々と乗ってくるのですが、その一言がずいぶんいろいろあるというわけです。
“Mr. Gumpy’s Outing” に出ていた同じ意味合いの文を送ります。
May we come with you?
Can I come along?
I’d like a ride.
Will you take me with you?
May I come, please?
Have you a place for me?
Can we come too?
Can you make room for me?
May I join you?
これはさすが芸術絵本の名作ですね。「乗せて」で、こんなにさまざまな言い方!?
Oxford Reading Tree の絵本シリーズのような
教育絵本ではここまでのさまざまな色合いはないように思います。
で、今回の教訓です・・・
英作文ライティング/スピーキングでは「英作文の公式」や「フレーズ」や「パターン」が
多用されて、色も味もありません。芸術絵本の読み聞かせでわたしたちの
表現の幅が広く、柔軟になるような気がします。
これからも 借りる・盗む・真似する!