よむよむ文庫が映画に登場!

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2009年6月から2010年夏にかけてしんじゅく多文化共生プラザ、本を読むクラスにきていたクリス。
夢がかなって映画を作っている。1作目はアメリカのラブコメディ、2作目の「NOPPERABOU」は私たちが作った「むじな」にインスパイアーされたんですって!!!なつかしくなって読書記録をみたら2009年7月2日に読んでいた。

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そのクリスが今日カメラマンのMIKIさんと事務所に来た。英語の本では、子どものとき読んだ、とか、英語を教えていたときお母さんが送ってくれたけどぼくはこれは日本人には難しいと思った、ことば遊びだから(AMANDA BEDELIA)とかひとしきり。

本題に入って、よむよむ文庫「むじな」を映画の中で使ってくれるとのこと「むじな」をプレゼント、、、どんな風に登場するんだろう?
よむよむ文庫各レベルのケースも貸した。はてさて、それらもどう使うのだろう?

クリスに本をよんだことが日本語習得にどんな効果があったか聞いた。
「初級の教科書と中級や中上級の教科書のギャップが大きい。特に漢字も難しいし、よむのが大変。でもこの本は楽しくて朗読もついているから、漢字を勉強しなくても読めるようになる!!すごくよかった!!」のだそうです。

IMG_2795その後、クリス行きつけのnoo(ヌー、無国籍料理)へ。スパイシーで身も心も温まるホットワインでカンパイ。どれもみなおいしかったけれど、まさに文化のコラボ、びっくりメニュー、タイとイタリアのミクスチャー「トムヤムパスタ」は秀逸。お店の主人あきさんも、手作りの調度もいい味。

そしてクリスとMIKIさんは明後日からの撮影の準備にドンキに向かいました。いい映画になりますように。みなさん、乞うご期待!!です。

最後に「NOPPERABOU」とクリスをご紹介します。

nopperabou日本の小さい田舎町に、1年ほど日本語を学びにやってきたアメリカ人のデイヴとブライアン。

町に着くと田中が出迎え、二人に言う。
「この町はとても静かで何かを学ぶのにとてもよいところ。
ただし、この町では日が沈む前に帰った方がいい。」

学校の初日、ふたりは実直な人柄のデニに出会う。
その日、ブライアンは教科書で「のっぺらぼう」の物語を見つける。

デイヴとデニはその夜、田中の注意を気に留めず、夜中まで居酒屋に…。
デイヴは帰る足もなく歩いて帰る途中、道脇にうずくまる女性に気付く。

….ここからこの怪談がはじまる。

(NOPPERABOU http://www.tokyo-cowboys.com/#!untitled/c9am
(企画製作 Tokyo Cowboys http://www.tokyo-cowboys.com/

Chris McCombsChristopher McCombs 《クリス・マッコームス》
リスクを負う。道が無くても突き進む。諦めず最後までファイトする。これがアメリカンカウボーイの信念です。この信念を、愛すべきクラシックな物語を通し現代の我々の視点で具現化したい。
そこに日本人の協調性や洗練されたセンスを融合させ、化学反応を生みたい。
これから始まるアドベンチャーを、ぜひ共に。

(川本)