10月9日(木)韓国語多読の会報告

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10月9日(木)平日夜の部の報告です。

この日は、はじめての方とすでに韓国語多読を経験している方がちょうど半々くらいでした。前回の反省をふまえて、自己紹介の時間は短めにしました。

さっそく絵本を読みはじめると、みなさん本に集中していて、しーんとしていました。いつものわいわいにぎやかな雰囲気とはがらっと様変わり。そのとき集まった人たちの空気や、その日の調子などで変わるものなんですね。みなさん読んだ冊数もぐんぐん伸びていました。はじめての方の様子を見ていたら、10冊以上読んでいる方と、長編にじっくりチャレンジしている方がいました。

多読の会では、韓国語をはじめたばかりという方と、学習歴の長い方が混ざって絵本を楽しんでいます。自分にあった本を選んで読んでいくので、レベル差はあまり問題になりません。そこが多読のいいところで、全員一斉に同じ文章を同じスピードで一文一文止めながら読むスタイルよりやっぱり楽しい気がします。

しばらく読んだところで、ゲストの韓国人学生さんに絵本を読んでもらいました。日本語をはじめたばかりで、NPO多言語多読の「日本語多読の会」にも通っている学生さんです。

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一冊目は、「저리 비켜」。五味太郎さんの『どいてよへびくん』の韓国語版です。ほとんど「비켜」しか出てこない絵本なのですが、それでこんなに楽しめるのだからすごい絵本です。いつもしつこいほどにおすすめしている本なので、きっとお読みになった方も多いと思います。

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二冊目は「호두야!」 男の子が自分の飼い犬について語っている絵本です。「絵がかわいいからとりあえず」と古本屋で適当に選んだ本なのですが、読んでみたらなかなかいいお話で、今ではお気に入りの一冊です。朗読で聞くとすこし難しかったかもしれません。

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こんなふうに「韓国語多読の会」と「日本語多読の会」がつながるというのが、わたしにとってはとても嬉しいことです。これからもお互いの国の言葉や文化を学ぼうとする人たちの姿を、両方の国の人たちに見てもらえたらいいなと思います。

最後に、今回も参加者のみけぞうさんのブログを紹介させていただきます。韓国語多読を楽しんでくださっている様子が伝わってきて、読んでいて感激です!いつもありがとうございます。

http://blogs.yahoo.co.jp/mikezosii/65005919.html