北海道オホーツク大空町・酒井邦秀多読ワークショップ開催への道のりの続きです。今まで1度も自治体へ補助金の申請を行ったことのない当NPO会員の方による体験記です。
「自分たちの地域でもワークショップ・講演会を!」と思っている方がいましたら、ぜひ参考にしてください。そしてこちらでお手伝いできることがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
過去の投稿はこちらからまとめて読むことができます。
この報告は当NPOが運営する「多読フォーラム」に先行投稿されており、それを少しだけ編集して紹介しています。原文や、続きが気になる方は多読フォーラムをご覧ください。一連の投稿は「おりひめ」という名前で投稿されています。
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Re: 【お知らせ】10月5日(日)酒井先生多読ワークショップ 北海道オホーツク大空町
by おりひめ » 2014年7月28日(月) 14:14
こんにちは。
本州の皆様、酷暑のようですね。お見舞い申し上げます。今日の大空町、最高気温16℃の予報です。 スミマセン、、、、。
さて、行政との交渉顛末の続きです。 今回は「申請書入手までの道のり」
4月の広報で、町民対象の「補助金のお知らせ」が掲載されました。研修旅行やら、なにやらいろいろな項目があったんですが、自分がやろうとしているものが、どれにあてはまるかわからず、また、その問い合わせ先に、教育委員会もあったので、懲りずに、また教育委員会を訪問しました。
前回の訪問で自分は、、
「行政の仕組みについてよく知らないのだから、謙虚な気持ちで、どうすれば自分がやろうとしていることがうまくいくのか?を教えてもらう」
立場だと気付いたのと、
「ワークショップを招致しようと思うあまり、相手を説得しようとすると、どうしても距離ができてしまう」
と感じたので、まずは、仕組みについて学ぶことが大事だなあと痛感。そして、ワークショップの具体案については、補助金の申請書類の中身を見てゆっくり検討しようと考えました。検討した上で、生じた質問を行政側にたずねてみることからスタートするのがよさそうだったからです。
そこで、教育委員会に赴き、「補助金の申請をしたいので、書類をください」とお願いしたところ、、、、
「まあ、座ってください」
と、お客さん用の椅子に案内され(前回とは違う担当の方でした)、そこで、始まったのは、、、ちょっとした「面接」
「どんなことに補助金を申請したいのか?」
「どんな内容のものか?」
「会場の予定は?」
「参加者の人数規模は?」
え~っ?そういう内容を、「申請書」に書いてアピールするために、「申請書」をもらいに来たんですけどおおおお。これって、事前スクリーニング?もしかして、この「面接」で、「ごめんなさい。その内容じゃ、受けられません」って、「申請書」を出す前に「却下」もアリなの???と、またまた、しどろもどろで応対しながら、脳内は、ワンワンしてきました。
。。。こんなことなら、もっと資料を持ってくればよかった(涙)。
。。。。念入りな準備をしてくればよかった(涙涙涙)。
このときは、申請書類をもらったら脱兎のごとく帰宅して、それを吟味、戦略を練る予定が、崩壊、、、。しかも、もしかしたら、これが天下分け目の天王山なのかも?と、思うと余計に心臓バクバク。担当してくれた方は、終始、難しい顔をしていて、
「う~ん、、、そういうケースはね~、今まであったかな~」
(そうか~、前例主義か~。)
「お話を伺っている限りは、この『元気つくり事業』っていうのに、あてはまりそうなんですけどね~、私はそう思うんですけどね~。」
(お!あてはまりそうか?)
「とりあえず、担当が役場の○○課なんですよ。」
じゃ、そこに行けばいいんですね?
「いえ、その前に、私が、そちらの担当に連絡をとって、確認してみます。確認がとれたら、ご連絡さしあげます。 私は、大丈夫だと思うんですけどね~。」
(?)
(どうして、私が直接行ったらいけないんだろう?ま、やってくれるっていうんだから、お任せするしかないかなあ。。。もうね、逆らわない。逆らわない。)
わかりました!よろしくお願いします。
ということで、文字通り「手ぶら」で帰宅。すると、帰宅してすぐに電話が鳴りました!さっきまでお話していた教育委員会の方です。
「あ、おりひめさん!今ですね~。役場の○○と連絡をとりましたところ、、、、『まさに、その案件は、この補助金が対象としている内容なので、ぜひ申請してください!』とのことですっ!!すぐに、申請書をもらいにいってくださいっ!!」
ありがとうございます~(ほっ)。電話の向こうの声は、お会いしたときより、数段テンションが高く、明るかったのが妙に印象的でした。
というわけで、「申請書」の「申請」の「許可」が下りたことで、今回のミッションは終了。(ほんとうは、「申請書入手」が目標だったんですけどね。とほほ。)
今回のこぼれ話。
あの問答は事前スクリーニングだったのでしょうか?そんなにたくさん補助金の申請が来ているんでしょうか?などなど、いろいろお尋ねしたかったんですが、一番無難そうな質問を教育委員会を後にする前に伺ってみました。
「みなさん、どういうイベントに補助金申請をなさるんですか?」
すると、、、
「そうですね、、、、演歌歌手を呼びたいとか、そういうご希望がほとんどですかね~。」
酒井先生、演歌歌手と同列の扱いです。
10月5日(日)「サカイクニヒデ・オン・ステージ」、皆様のご来場、お待ちしてます。
事前申し込みは、bigskytadoku2014★gmail.com(★は@に変えてください。)まで。
twitterアカウントは@okhotsktadokuです。
to be continued…..
「やさしい絵本からやさしい英会話へ」
★絵本を使った英語学習ワークショップ★
日 時: 2014年10月5日(日) 13:30~16:00
参加費: 1,000円(高校生以下:無料)
場 所: 北海道網走郡大空町女満別研修会館大会議室
対 象: 英語に興味がある一般 (小学生以上)(託児については応相談・調整中)
内 容: 絵本をスタートとした英語多読についての紹介と、体験ワークショップ
主 催:オホーツク英語多読を楽しむ会 (「大空町元気づくり応援事業」補助対象事業)
お申込&連絡先: bigskytadoku2014★gmail.com (★を@に変えてください)
twitterアカウント @okhotsktadoku
facebookページ オホーツク英語多読を楽しむ会
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全て手探りでどきどきの様子が伝わり、最後の、役場の方の親切な言葉にホッとひと安心!
それではみなさま、「サカイクニヒデ・オン・ステージ」にてお会いしましょう!お近くの方もそうでない方もお待ちしています!
次回もお楽しみに!(大賀)