多読講座の報告は滞っていますが、先週金曜日の講座で出てきた方向については
一言だけでも記録しておこうと思います。
Book talk も大事ですが、音と文字を結びつけ、馴染ませるには Read-Aloud (R/A)もとても大事だと思っています。で、そのR/Aがみなさんうまくなってきて、
半年くらい前から、わたしは受講生に「あとは一つ一つの音ですね」と言い続けてきました。
わたし独特の表現では一つ一つの音が「もっと分厚い音」になると、
R/Aを聞いている人が聞き取ろうとしなくても、すーっと物語が入ってくると・・・
そして付け加えて、「その心地よさはおそらく www.storylineonline.net の
俳優たちの聞きやすさに迫るものではないかと・・・
そんなまさか!とわたしも思いました。おとなになってから身につけ始めた英語が
プロの語り手と同じような域をめざすなんて、ありえないと、思いました。
でも、一口大を意識するようになって、メリハリがしっかりしてくると、
(まだまだしっかりしていませんが、しっかりしそうな方向が見えてくると)
どうしてもその先に 分厚い音 がちらちらと見えてきたのです。
その 分厚い音 を出すには(よくわかりませんが)複式呼吸なんていうことを
考えなきゃいけないのだろうか--というところにさしかかろうとしているという
兆しがあります。
さて、外国語をそこまでやるのか? 本気かい? というのが今のわたしの
戸惑った気持ちです。一方で、外国語を始めちまった以上、中途半端で止めるなよ、
という気持ちもあります・・・
さて、どうなるのか? 声の出し方、息の使い方まで考えなければ
外国語のリズムやメロディーや音は出ないものなのか?
世界中でなまった外国語をしゃべっているというのに?
困った問題です。新しい目標が出てきたというよりは困った問題が出てきたもんだ・・・
聞き読み、シャドーイングも並行する必要があると思いますが、